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提言
自分事としてとらえる防災学習
新潟・山潟小学校

1 水害の危険度が高い校区の概要
 古くは横越島(亀田郷)とよばれ、一面の芦沼で低湿地のため、いったん豪雨にみまわれるとたちまち湛水し、地図にない湖水に化したといわれている。学校所在地は海抜零メートルであり、特に北側の地域は洪水・浸水の危険性がハザードマップ上にも示されている。
 平成十年には、「八・四水害」が発生し、約千五百件の床上浸水、八千件以上の床下浸水の被害が出た。その後、鳥屋野潟排水機場、新親松排水機場が建設され、災害発生を防いでいるが、近年、異常気象や前線の停滞による局地的な集中豪雨が各地で発生しており、改めて防災に対する意識を強くもたなければならないと感じている。

2 地域と合同で開催する山潟防災デーの取組
 当校は、地震・洪水の避難所、津波避難ビルとして指定されていることもあり、三年前から地区自治会と連携し、地域住民と合同での避難訓練を行い、防災学習にも参加してもらう形で防災デーを設けている。
 防災に関する学習は、新潟県防災教育プログラムを基にして基本計画を設定し、青少年赤十字防災教育プログラム「まもるいのち ひろめるぼうさい」の資料やワークシートを併用しながら進めている。付属のDVDには、地震・津波・台風などの映像が多数収録されており、児童にイメージをもたせるための貴重な資料として活用できる。
 全体の防災学習には、日本赤十字社から講師を派遣していただき、ワークショップ形式の活動を行った。非常食の試作と試食、緊急避難時に必要なものを考えるグループワーク、避難所での分担や周囲とのかかわり方を考えるグループワークなど、毎回テーマを変えて実施していただいている。何より、災害地での救助や避難所運営に直接かかわっている方々からの説明は説得力がある。

3 自分事としてとらえること
 防災教育のねらいは、災害が起きた時、自他の命を守るための正しい判断と行動をとれるようにすることである。いかに自分事としてとらえ、様々な状況を想定したシミュレーションができるかが最大の課題となる。山潟防災デーに行うワークショップは、非常時において何を優先すべきかを考える大変良い機会となっている。
 さらに、地域の方々にも参加していただくことで立場や環境が違う方の考えを知ることもできる。災害発生時には、地域防災組織を主体とした救助や避難所運営となることから、防災にかかわる地域との連携もさらに強化していきたい。

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