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提言
地域とともに、みんな「ごきげん」に
加茂南蒲・須田小学校

1 はじめに
 当校は、児童数59名、学級数7の小規模校である。校区の須田地区は加茂市の西側、信濃川の左岸に位置し、昔からの農村地帯で特に果樹栽培が盛んである。
今年度は、子どもたち・学校だけではなく、地域全体での「ウェルビーイングの実現」、みんなが「ごきげん」で笑顔があふれるよう、教育活動を展開している。

2 「ごきげん」な様子(教育活動)について
  (1)地域の専門家から学ぶ生活科・総合的な学習
   低学年生活科の野菜、3学年の梨、5学年の米など、各学年において、地域有志の方のご協力により、具体的な作物とともに、収穫の喜びをたくさん頂戴している。
   また、4学年は、校舎脇の信濃川、洪水との関わりから大河津分水についても指導いただき、体験活動を行い、学びをまとめ、「信濃川サミット(信濃川流域小学校発表会)」での発信の機会により、自信と達成感を得ている。
  (2)地域との連携
   ① 地域奉仕活動の実施
   1回目は縦割り班で、慣れた2回目は学年別で、地域の集会センター・保育園・コミュニティーセンターなどの施設へ出向き、清掃等の奉仕活動を行っている。今年度は、コロナ禍以前の形態、中3から小1までの縦割り班を構成し活動した。地域の温かなまなざしの下、児童生徒が関わり協力し合い、みんなほっこり、笑顔があふれた。
   ② 公民館事業への理解と協力
   公民館の恒例行事、地域住民参加行事(グランドゴルフ卓球大会等)に管理職自ら積極的に参加し、子どもたちにも参加を促し、盛り上げに努めた。また、今年度は小学校の統廃合を数年後に控え、「地域の思い出に残るように花火大会を開催したい」という熱意あふれる申し出を快諾し、学校グラウンドで実施した。当日は、児童生徒のみならず、園児や保護者を含め100名以上の参加があった。グラウンドに、たくさんの笑顔が花火で照らし出された。

3 おわりに
 一昔前のようにむやみに交流活動を増やすのではなく、職員のウェルビーイング(決して「ボランティア業務」を強いない、日々の業務を多忙化させない)の確立が重要である。コロナ禍を経て、地域・保護者から学校の在り方・教職員の働き方への温かな理解があるのが幸いである。地域の「おらが学校」への誇りや思いを十分尊重できる学校のゆとりをもち、地域全体の「ごきげん」実現を目指す。

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