1 はじめに
心の教育には、人との関わりが欠かせない。感受性が豊かな子どものうちに様々な人と関わり、相手の思いを感じたり、自分の思いを伝えたりすることが大切である。様々な体験を通して、子どもたちの知的好奇心を育てるとともに、心を育てる機会としたい。
2 地域に学ぶ教育活動
当校は、前身である「必勤舎(ひっきんしゃ)」から数えて今年152年目を迎えている。歴史のある地域であり、教育資源に恵まれている。当校では、そんな地域の教育資源を活用し、地域学習を進めている。昨年度の活動を振り返る。
2年生は、生活科「えがおのひみつたんけんたい」で地域の施設や商店を見学させてもらい、皆さんの地域に対する思いに触れた。
3年生は、総合的な学習「安田のおいしいものたんけん」で、地域の食品を製造販売する工場や商店を見学させてもらい、お話を伺うことができた。
4年生は、総合的な学習「発見!安田の魅力」で、安田甚句を手がかりに調べ学習を行った。見学を通して安田の歴史についてお話を伺うことができた。さらに、「安田甚句」の演奏の仕方を地域の方に教わり、市小学校音楽祭や学習発表会で堂々とした演奏を披露した。
5年生は、総合的な学習「安田瓦調査隊」で、地域の重要な産業である安田瓦について、様々施設や工場等を見学させてもらい、瓦作りに対する思いを伺うことができた。
6年生は、グループに分かれ、阿賀野市の歴史、温泉、自然、公園・遊び場、神社・寺、食べ物・特産品、建物、祭りといったジャンルごとに地域の魅力を調べ、学習発表会で発表した。また、パンフレットにまとめ、市役所や道の駅に展示してもらった。
これらの活動を通して、子どもたちは、まとめた壁新聞をお店に掲示してもらったり、考えたレシピをSNSで配信してもらったり、パンフレットの感想をもらったりと、地域の人たちに大切にされているということを実感した。
3 まとめに
様々な活動を通して、子どもたちの成長を見守ってくれている地域の人たちの思いや温かさに触れた経験は、子どもたちの故郷を愛する気持ちを育んでいる。地域学習は、地域とともにある学校として、欠かせない教育活動であり、大切な心の教育である。
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